外反母趾の痛みをどうにかしたい

からだ

こんにちは。子どものころから外反母趾気味だったとろろです。

体力を付けようとせっせとウォーキングをしたところ、

左足の外反母趾が痛くて長時間歩くのが難しくなってしまいました。

体力をつけるにも様々な壁があるアラフィフです。

これは専門家にどうにかしてもらうしかないということで

ネットで「外反母趾」に特化した整形外科を探して診てもらいました。

専門家の診断の結果は「重度」の外反母趾

さすが外反母趾に特化しているとうたっているだけあって、とても丁寧に診ていただきました。

時間をかけて問診してもらってから、様々な角度から足のレントゲンを撮ります。

そのレントゲン写真をお医者様と一緒に見ながらとても丁寧な説明がありました。

まず第一に、私の外反母趾レベルが「重度」であることを告げられました。

左足は「重度」、何でもないと思っていた右足も「中度」とのことでした。

これにはショックを隠し切れません。ええー。さあ、私はどうしたらいいのでしょうか。

外反母趾の痛みは手術で治るのか? 

外反母趾の痛みで歩けない、日常生活に支障が出る、というほどの重症であれば手術になるそうです。

そしてお医者様は「外反母趾の手術がいかに大変であるか」をとくとくと語りました。

骨を切るだとか、歩けるようになるまで2週間かかるだとか、手術後痛みが残るだとか、再発率が高いだとか。

かなり長く語りつくして私の顔が真っ青になったあたりで、やっと一言。

「というわけで私は外反母趾の手術はあまりお勧めしていません。」

ええ、そうでしょうね。そうでしょうね。私も外反母趾の手術を受ける気なんてみじんもなくなりました。

っていうか、外反母趾の患者さん全員に手術の大変さをこんなに力説しているのかしら。

じゃあ、外反母趾が痛い私はどうしたらいいのですか…?

外反母趾の治療は保存療法(これ以上悪化させない)

外反母趾の痛みに対しては「保存療法」が有効なのだそうです。

現在の痛みをとりつつ、これ以上悪化させないための対策をとっていく、ということらしい。

まず、現在の痛みを和らげる方法として次の3つを提案されました。

  1.  痛み止めのシップ(ロキソニンテープ)
  2.  痛み止めの薬(ロキソニン錠剤)
  3.  マイクロ波治療・超音波治療などのリハビリ療法

①ロキソニンテープと②ロキソニン錠剤は体のどこかが痛いときにおなじみの存在。

③はこの病院のリハビリ室でいつでも保険適用で受けられるとのこと。なんとも心強い。

次に、これ以上悪化させないための対策について大変具体的に3つ提案されました。

  1.  ヒールの靴や、足を締め付けるような靴を履かない。
  2.  室内でも室外でもなるべく厚底を履く。
  3.  アーチサポートをインソールとして靴の中に入れる。

3つとも、なぜそれが外反母趾の悪化を防ぐのかを丁寧に説明していただきましたがここでは省略します。

足がもっと痛くなって歩けなくなったり、これ以上親指がひん曲がってしまっては大変困るので

病院に行ったその日から素直にこの3つを実行することにしました。

外反母趾を悪化させないためにやっていること

①ヒールの靴や、足を締め付けるような靴を履かない。

ヒールを履くと外反母趾に良くないことは20代のころからうすうす気がついていましたが、

おしゃれ心にはどうしても勝てず、ずっと履き続けていました。

40代になってからは高いヒールの靴はすでに痛くて履けなくなっていましたが。

これを機に、おもいきってヒールの靴は冠婚葬祭用の黒いパンプス以外処分しました。

(いや、高かったブランド物の靴だけ1足捨てられずにおいてあります。)

②室内でも室外でもなるべく厚底を履く。

家の中では常に裸足で過ごしたい派だったのですが、病院帰りにスリッパを買いました。

帰り道に無印良品があったのでそこで一番底が厚くてふかふかしているスリッパを買いました。

ふかふかしてるしとってもあったかいし最高です。

③アーチサポートをインソールとして靴の中に入れる。

病院で専門の技師さんによる私専用のインソールを作成することもできます。

保険適用で3000円ほどだそうです。良心的ですが、私は今すぐ対策を始めたかったので、

以前から愛用していた足に優しいインソールの靴を履くことにしました。

対策の結果、外反母趾の痛みはどうなったのか

シップと飲み薬、リハビリ治療のおかげで足の痛みは一週間ほどで良くなりました。

病院を初めて受診してから1カ月ほどたちますが、今のところ痛みの再発はありません。

今後、外反母趾が悪化しないように、そして痛みが出ないで毎日を過ごせるようにするためには

対策を細く長く続けていくことが大切かと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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