更年期障害についてちゃんと学んでみた

読書

こんにちは。40代後半、更年期真っ只中のとろろです。

これまで病気とは無縁の健康人生を歩んできた私ですが

45歳の歳に、ありとあらゆる不調に襲われました。

これまで病気をしたことがない

いつも健康で元気いっぱいだった

という人間は年を取ってからの不調に本当に弱いですね。

自分の体が思うように動かないことが、受け入れられず、メンタルもやられてしまいました。

いろんな不調の原因の中には、もちろん更年期が原因のものもあると思いますが、

そもそも「更年期」って何なんだろう?と思いまして、

とっても良い本を見つけたので読んでみました。

「女医が教える 閉経の教科書」

医学博士で産婦人科医の善方裕美さんの著書「女医が教える閉経の教科書」を読みました。

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表紙がね、いいんですよね。

著者の善方さんのご友人が描かれたとのことですが、

更年期のお姉さま方がそれぞれに好きな洋服を着て自分のライフスタイルを楽しんでいる感じ!

この「教科書」というタイトルをつけた理由が、

「初潮については学校でも習うのに、閉経については誰も教えてくれない」

と書かれていて、

ほんとにそれな~って力強く思いました。

更年期更年期、って言いますけど、女性自身も閉経や更年期については

あんまり詳しく知らないものです。

だって誰も教えてくれないし、人にも聞きづらいし。

この本に閉経や更年期、女性のライフスタイルまで詳しく教えてもらいました。

更年期の症状はたくさんある

驚いたのは、いわゆる更年期障害の症状が本当にたくさんあるということです。

その中で私が45歳から自覚している症状がこちら。

  • イライラ
  • 焦燥感
  • 憂うつ
  • 不安感
  • 疲れやすい・やる気が出ない・倦怠感
  • 不眠:なかなか寝付けない(入眠障害)
  • 不眠:途中で目が覚めてしまう(中途覚醒)
  • 頭痛
  • 頭がぼーっとする・思考が鈍る
  • めまい・浮遊感
  • 腰痛
  • 肩こり
  • 食欲不振・胃もたれ
  • 歯周病
  • 薄毛
  • ドライアイ
  • ドライマウス

すべてが更年期を原因とするものではないとは思いますが

以前にはなかった不調がこんなにたくさん。

驚くとともに思いました。

同年代の方は同じようにつらい思いをしているのね!

私だけじゃないという安心感です。

そして、たくさんの症状それぞれに対して、

対処方法や受診する病院についてもきちんと説明がされているのが

この本の素晴らしいところです。

更年期「後」を楽しみにしよう!

今はたくさんの不調と付き合って、なかなか大変な時期ですが、

著者の善方さんはこんな風におっしゃっています。

女性ホルモンは女性のライフステージに大きな波をもたらします。その波が揺れながら引いていく更年期を超えると、静かで心地よい湖にたどり着きます。閉経後の人生は、湖のほとりをゆっくりお散歩するように歩みながら「英知」を探す、美しいものになると期待して、今という時間を大切に過ごしていきたいですね。

「女医が教える閉経の教科書」善方裕美

歳をとって、一気に体調が悪くなって、体力もなくなって、

これは「老い」で、もうこのまま悪くなる一方なんだろうな。

と思い込んでいたのですが、

更年期を過ぎたら、心地よい状態が帰ってくるかもしれない。

若いころと同じようにはいかないけれど、それは変化であり成長かもしれない。

そう思えるようになりました。

今は何かとしんどいけれど、

体調と心を整えるためにヨガやピラティスをしていることが

更年期を過ぎたころにぐっと効いてくるかもしれないですしね。

更年期の不調にいまできること

不調に対するたくさんの対処方法が載っていましたが、

一番大事なのは、定期的に婦人科で健診を受けることですね。

面倒くさがらずにちゃんと健診に行きます。

それから、メンタルが不安定さには漢方薬を試してみるのもいいかもしれません。

漢方薬を処方してくれる病院が少ないので、まずは市販薬という手も。

漢方薬も今は錠剤があるんですね。

葉っぱを煎じてまず―い汁をすするイメージしかありませんでした。

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更年期に負けないぞ!とか、そういう気負いはしないで、

この期間の不調を受け入れて、うまくつきあっていけたらいいなと思います。

そんな私は今日も今日とてヨガに行ってまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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